【横浜カルバリーチャペル】 天の窓
     
2023年5月7日

「100億よりたいせつなもの」

町田おかしの家・ケアホーム愛の鈴で知られる社会福祉法人「愛の鈴」。先月送られて来た通信紙に綴られた植草三樹男理事長のことばに感動を覚えたので、一部をご紹介。

 今は売上目標の数字を追うことより大切なことを見つけました。それは、神様が喜んで下さる人になることを目指しています。なぜならクリスチャンになって自分が罪人だと知りました。そして、そんな罪人でも神様は愛してくれることを信じているからです。
 50代の時に100億を売り上げると決め、それに向かって10年頑張り達成しました。それを達成したら、学生時代の同級生に自慢できるし、誰からも尊敬される人になれると思っていたのです。そして、商品を売る為にはどうしたらいいか?を考え、それを一つずつ実行したら、みるみる内に達成しました。自分では「え?こんなに簡単に達成しちゃうの?」と思ったんです
 聖書に「はじめに言葉があった」と書かれています。社員が信じても信じていなくても、とにかく「100億売る」と言い続けて達成しました。では、その大きな目標を達成した後、どうなったのか?実は、達成したのに満足がなかったのです。自分の人生の目的が100億を売ることだと生きていました。しかし、満足を得ることができなかった。
 「クリスチャンになったら何か人生の目的を見つけられるかもしれない」と思い、洗礼を受けてクリスチャンになりました。そして今は、売り上げの数字を追うことより大切なことを見つけたのです。

100億円の売上げよりも大切なこと、それが植草氏ご夫妻が創立者である障がい者就労支援施設、愛の鈴とホームなのです。そのホームページには大きな文字で「障がいのある人、ひとりひとりの輝きを大切にします」とあります。100億より大切なもの、それは彼がキリストのように愛し仕えるひとりひとりだったのです。もと銀座曙の社長であり、大和カルバリーチャペル教会員の植草兄は、今、失われることのない喜びに満たされ喜びあふれているのです。私達がお世話になった古いパソコン回収もその働きの一部です。皆様のお祈りとご支援をぜひよろしくお願いします。【愛の鈴 aino-suzu.jp】