【横浜カルバリーチャペル】 天の窓
     
2023年3月12日

「侍Japan・侍Jesus」

大リーグMVPの二刀流大谷翔平選手に、サンディエゴ・パドレスのエース・ダルビッシュ有投手。昨年オリックス・バッファローズを日本一に導き、今季よりボストン・レッドソックスでプレーする吉田選手。初の日系人選手シンシナティ・カージナルスのヌートバー選手。そして日本からも、昨年56本の本塁打日本新記録と共に最年少三冠王に輝いた東京ヤクルト・スワローズの村上宗隆選手。19奪三振新記録を含む完全試合(パーフェクトゲーム)を達成した剛速球・佐々木朗希投手など。先週開催されたWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)の侍Japanには興奮と歓喜が、これも記録的に満載です!

ところで、なぜ「WBC日本代表」を「侍Japan」と呼ぶのかご存知でしょうか。「WBC日本代表」という名称を使用する為にはWBCにいちいち使用許可を取らなければならないからです。それは「オリンピック」のことをメディアで「五輪」と呼ぶのと同じで、以前タウンニュース「心のエステ」で「オリンピック」と書いたら、編集部から「五輪」と修正するように言われました。

2009年日本代表を率いた原監督は、それまでは「王ジャパン」とか「星野ジャパン」と監督の名で呼ばれていたものを「原ジャパン」と呼ぶのはおこがましいと申し出たことから「侍ジャパン」となったそうです。同年、見事に連覇を達成した試合後の祝賀の時、原監督が開口一番、「お前さんたちはね。強い侍になった。おめでとう!」と言われた言葉には、みな感動を覚えたはずです。

「侍」は一人では戦うことができません。「侍」という言葉は旧仮名遣いの「さぶらう」から来たもので、「共に従い仕える者」の意味があるそうです。朝廷や将軍や領主に、共に仕え、共に従い、共に戦う者を「侍」と呼ぶのです。

その意味では、主にある私達教会も「侍Jesus」と呼ばれる者の集いです。魂の救いという福音宣教の勝利目指して、Jesusに共に仕え、共に従い、共に戦う世界一のチームがここにもあること、これこそ興奮と歓喜ではありませんか!さあ、共に勝利目指して、ガンバレ「侍Japan」! ガンバレ「侍Jesus」!