【横浜カルバリーチャペル】 天の窓
     
2023年2月12日

「バレンタイン・愛の奇跡」

司祭バレンタインは、ローマ皇帝クラウディアヌスII世の勅令に反して、皇帝と偶像を礼拝することを拒み逮捕投獄されます。彼を監視していた獄吏は、処刑を間近にしながらも、主に感謝と賛美を献げるバレンタインの姿に感動し、目の見えない自分の娘ジュリアを彼の所に連れてきます。バレンタインは聖書の神・愛の神をジュリアに話し、やがて彼女も神を信じるようになります。バレンタインはジュリアの目が見えるように祈りますが癒されませんでした。◆処刑が間近である事を知ったバレンタインは、ジュリアに最期の手紙を書き、彼女の父である獄吏に預けます。その翌朝、紀元270年2月14日、聖バレンタインはその主キリストを信じる純粋で忠実な信仰の故、処刑され殉教します。◆深い悲しみの中、帰宅した獄吏/父は、バレンタインの殉教をどうしても娘ジュリアに話せません。それを悟ったジュリアは、父より渡された彼の手紙を開きます。すると、鮮やかなオレンジ色のサフランの花びらと共にバレンタインの言葉がジュリアの目に見えたのです!「どんなことがあっても、決して神を見失ってはなりません。From your Valentine」。ジュリアの目が癒されたのです!奇跡です!愛の奇跡が起こったのです!

これが2月14日「バレンタインデー」の由来です。バレンタインデーは愛する人に愛を告白し、プレゼントを贈る日とされていますが、聖バレンタインがあなたに伝えたいのは、誰かの愛ではなく、神のあなたへの愛です。受け取って欲しいのは、チョコレートの贈り物ではありません。あなたを愛しあなたに与えてくださった御子イエスキリストという神からの贈り物です。あなたの罪の為に十字架で命まで与えてくださったあなたへの神の愛です。

「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである」 ヨハネ3:16
Happy Valentine to You !