【横浜カルバリーチャペル】 天の窓
     
2022年5月15日

「Aeonスタイル」

教会隣のイオンフードスタイル(Aeon Food Style)。以前はスーパーダイエーでしたが、懐かしいジャスコやイオンスーパーなども、次々にイオンモールやイオンタウンと改名しています。それにしても食品を売るスーパーをスタイルと名付けたのはなぜか、と思うのです。そこでイオングループの企業理念を読んでみると、「お客様の多様なライフスタイルやニードに対応し、これまでの画一的売場から脱却し、新しいサービスを提供し続ける進化型の革新的ビジネススタイルをイオンスタイルと呼びます」というような説明が書かれていました。

もはや、良い品を安く売るだけでなく、その売り方(スタイル)にも商品価値を見出だし、それをも提供するという試みであろうか。多様化する人々のニードに、オーガニックや専門性の高い品を揃えたり、ネット販売やデリバリーサービスなど、複合的なスタイルを目指しているという事でしょうか。

社会が変わり、人々の働き方やライフスタイルが変われば、当然その価値観も刷新され、人々の行動も変わるでありましょう。それらの新しい変化に、企業の顔なる看板を変えてでも(一体どれほどの経費がかかるか)、この機会を逃す事なく大胆に業態構造改革を試みるところに、企業の意気込みを感じます。

今、主の教会も、新しい時代を迎え、人々の新しい価値観とライフスタイルに遭遇している事に違いはありません。私達にも、この時代のニードに応える事のできる新しい伝道と教会のスタイルが必要です。私達はもはや、ただ福音を伝えるのではなく、それをどんな方法(スタイル)で、どのように伝えるのかが大切です。ところで、イオンをなぜAeonと書くのか、不思議に思った事はありませんか? Aeonとはラテン語で「永遠」という意味です。時代が変わろうとも、永遠に変わる事のない神の真理を伝える為に、今こそ新しく変えられなければならないのは私達教会です。それを、私達の「Aeon(永遠)スタイル」と呼びましょう。