【横浜カルバリーチャペル】 天の窓
     
2020年5月17日

「 新しい生活様式 」

ある日、長く難しい説教をした牧師先生が気にしていると、一人の信徒さんがこんな感想を言ってくれた。「今日の説教は、神の摂理と愛とを深く思わせてくれた」。先生は驚き喜んで「ところで、説教のどの箇所で、どのように神の摂理と愛を感じたのですか」と聞くと、その信徒さん「神様の摂理は難しく理解できないという事と、神様の愛には終わりがない」と答えた。

みな頑張っている新型コロナ感染自粛も早二か月。やっと収束に向かいつつある事が感じられるようになったが、油断のできない難しい状況がまだまだ続く事には変わりがない。先々週、首相より緊急事態宣言の延長が告げられた際、自粛長期化に伴って、「これからはコロナ時代の日常に於ける新しい生活様式」が必要であると語られた。未だ、具体的によくわからないが、私達の考え方や生活様式そのものを一変する必要がある事のようだ。それを聞いて思わず「ため息」が出たのは、私だけではなかったであろう。

単なる一時的・単発的な対策対応ではなく、生活の一部とする事が大切なのだと前向きに考えてみた。家に籠る事の多い昨今、又とないチャンスとばかりに聖書を量読して気づいた。イエス様もソーシャルディスタンスで人々を避け籠っておられたではないか。荒野での40日間である。これは私も学べるではないかという訳である。祈りを通して父なる神と交わり、「聖霊に満ち」たと聖書は語る。そしてサタンの誘惑に常に御言葉で勝利された。これこそ自粛中の私達の霊に必要な、終末時代の日常に於ける「新しい生活様式」である。だから毎週の週報にもリビングライフ聖書箇所か記されている。御言葉と御霊に籠る時!こんなチャンスは滅多にない!