【横浜カルバリーチャペル】 天の窓
     
2020年1月12日

「 盤上で万丈な人生 」

「最近はどの教団も新年聖会が少なくなった」と、以前、大川牧師が寂しそうに言われていたのを思い出した。私の出身教会、日本同盟基督教団世田谷中央教会も毎年、新年聖会があって、恩師である安藤仲市師や本田弘慈師、村上宣道師など、ホーリネスの先生方を通し、魂の底まで触れられる神の聖さの前に、伏し、砕かれ、新たにされる新年であった。

今年も多くの兄姉と共に、大和教会の元旦「初詣礼拝」、3日のボーマン師の「新年聖会」で、祈りと信仰をひとつにスタートできたことは、本当に幸いでした。初詣礼拝では、大川牧師より、今年のカルバリーチャペル全体の年間聖句である詩篇34:8「主の恵み深きことを味わい知れ。主により頼む者は幸いである」から、共に集い、いつも主をほめたたえ、神を畏れて慕い求めることが大切な一年であると教えられた。また聖会では、あの温厚なボーマン先生が、炎のようなリバイバルのメッセージを語られ、按手の祈りを通して、みな主に近く、深く触れられた。ハレルヤ!

懐かしき若き頃の新年。その年の御言葉を、墨字で短冊に綴ったものを安藤仲市師からいただいて帰るのが常であった。その短冊の一番下に「磐上」(岩の上)という赤い判を押すのが、当時神学生であった私の役目であった。マタイ7章の「岩(すなわち神の御言葉)の上に自分の家を建てた賢い人」の「盤上」である。私は新年を迎えるに「盤上、盤上、盤上」と数百回、短冊だけではない、わが魂に信仰の印を押していたのである。

この時期、私達も再度、主に出会った原点に戻り、まず主を愛し、畏れ、聖なる御方・主の御前に魂の襟を正したい。そして、神の言葉に堅く立って動じない「盤上で万丈」な恵みの年としようではありませんか。

「わたしのこれらの言葉を聞いて行う者を、岩の上に自分の家を
建てた賢い人に比べることができよう」 マタイ福音書7章24節

~ 今年は共に集い、共に主を畏れ、共に主をほめたたえる年 ~
カルバリーチャペル 50周年記念 愛修会 9/21~23@御殿場