【横浜カルバリーチャペル】 天の窓
     
2019年6月30日

「 今日は何の日? 」

新しい教会エレベーターの液晶も「今日は何の日」か教えてくれるが、6月30日は「ハーフタイムデー」で、はや一年も残すところあと半分の日だそうである。ついでながら、1966年の6月30日は、日本武道館でビートルズが日本初公演を行った日でもあり、羽田空港に到着した彼らが、ハッピ姿でタラップを降りてくる姿は、皆の記憶に残っている。その羽田空港も、僅か8年前の1958年6月30日にアメリカから返還されたものであった。戦後の良き昭和の時代こそ、この国のハーフタイムであったのだろうか。

ハーフタイムとは、サッカー、バスケやアメフトで、前半戦と後半戦の間にある短い休みである。が、これがあなどれないのである。ロッカーで体と頭を休め、監督やコーチの指導や励ましに耳を傾けると、不思議な事に、前半どれだけ負けていても、このハーフタイムで、これが同じチームかと思えるほど、全く新しく蘇って後半戦を戦い勝利するチームがある。

そんな訳で、厚生労働省が言う「人生100年時代」に生きる私達のハーフタイムとは一体どこであろうかと考えた。もし半分の50であったとしたら、私を含めほとんどの人は後半戦を戦っている事となるだろうか。

こんな英語のクイズを聞いた事がある。アルファベットの「T」で始まる一週間の日2つとは? いかがであろうか。英語の得意な方はすぐに「Tuesday」(火曜)と「Thursday」(木曜)と答えられるであろう。が、そうではないと言う。私達の人生という一週間にある二つの「T-day」とは、Today(今日)とTomorrow(明日)であって、月曜も火曜も土曜もないと言う。勿論、二つの「T-day」である今日と明日に生きる私達には、ビートルズが歌っていた「Yesterday」(昨日)もないのである。

この二つの「T-day」今日と明日の間にこそ、私の命と人生の主、コーチなるキリストに出会う静かなハーフタイムがある。「今日は何の日」?そう、今日こそがあなたの人生のハーフタイム!さあ、ここからである!!